入管とは？

入管とは、出入国在留管理局の略です。位置づけは法務局の外局になります。

外局とは、日本の行政機関で内閣府または省の中に置かれ、特殊な事務や独立性の強い事務をするための組織です。〇〇委員会と△△庁の二つに大きく分けられています。

入管庁は、日本に出入りする人や日本で働く外国人労働者の管理、支援することを目的として2019年4月に設された組織です。元は「入国管理局」として法務省の一部として扱われていましたが（内部部局といいます）、外国人の受け入れ増加に伴って扱う業務量が多くなり、「内部部局」としての対応が難しくなってきたことからこれを格上げし、再編成することにしたのです。

内部部局は会社で例えれば、「部」や「課」みたいなもので、その権限は限られています。これに対し、外局（外部部局）は府や省の下に置かれますが、独立性が強く、職員の任免や監督権、担当している事務についての告示や訓令などの発出権が与えられています。そうすることで外国人の出入国や外国人材の手続きを円滑に行うことが出来るようにしました。

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